犯罪者にみられる7つの性格!サイコパシーと犯罪の関係とは

 

窃盗・殺人・危険運転など、定められたルールを犯すと法によって裁かれ、犯罪者と呼ばれることになります。

以前犯罪者には複数のパターンがあるということを紹介しましたが、今回は犯罪者に見られる7つの性格について紹介していきます。

先に申し上げておきたいのですが、こういう性格の記載を見ると、自分や周りの人に当てはまると感じることがあります。

しかし、当然のことながらその性格に当てはまるからと言って必ずしも犯罪者になるというわけではありません。

犯罪者として認定される人の数は、そうでない人の数に比べて圧倒的に少ないのです。ですから、深刻にならずにお読みください。

ただし、もし今から紹介する性格に当てはまり、周囲の人と問題を起こしたり犯罪に手を染めようとしている場合は、自分の内面を見つめ直したり周囲の人との関係を見直してみてもいいかもしれませんね。

犯罪者の行動は複数のパターンがある!犯罪者プロファイリングとは」

犯罪者に多くみられる性格の特徴7選

犯罪者には今から紹介する7つの性格があることがわかっています。

しかし、実際はどれか1つだけにに該当するのではなく、ほとんどの人がいくつかの特徴を合わせ持っているのです。

そこでここでは性格と性格の特徴を上げながら紹介していきます。

①意志欠如タイプ

物事に対する意志が弱く何においても継続しない傾向がある「意志欠如」。

学校や仕事でも少しでも壁が存在すると妥協し、継続して努力することができない人です。

そのため転職などを何度も繰り返す特徴があります。誘惑にも弱いため犯罪傾向の高い者が集まったグループなどに入ってしまい、犯罪に手を染めてしまうことがあります。

②自信欠乏タイプ

犯罪者の中でも特に多い性格の「自信欠乏タイプ」。小心で自意識が強く自分が傷つくことを恐れる性格のことを指します。

自尊心が低いのが特徴的で、心の中では「どうせ俺なんか」と考えることが多いようです。

色々な障害を避けて人生を歩むことで、結果的にうまくいかず、安易に金銭を得ようとしたり、どうせなにやってもダメだからと自暴自棄になったりして犯罪に走ることがあります。

③情性欠如タイプ

人間ではなくても、動物などが虐待されている映像などを見ると、多くの人は良心が痛みます。

しかし、「情性欠如者」の人は、そのような状態でも全く心が痛まず、同情という感情がとても薄いのが特徴的です。

そのため、人間よりも動物などに危害を加える犯罪を犯す傾向にあります。それがエスカレートすると今度は人を殺すようになる場合もあります。

④気分易変(きぶんいへん)タイプ者

気分の波の上下が激しい「気分易変者」。すぐに落ち込んだり、機嫌が悪くなったりする傾向があります。

気分の波に沿って万引きや放火などの犯罪行為を起こすことが多く、放火した結果,火事に巻き込まれて人が亡くなるような大事件に発展することもあります。 

⑤軽そうタイプ

お調子者で目立ちたがりな性格の特徴を持つ「軽そうタイプ」。学生時代は派手な服装や髪、化粧などをして不良と呼ばれることが多く、世間からちょっと引かれてしまうような存在の可能性があります。

犯罪というより、「目立ちたい」「変わったことをしたい」という気持ちが大きいため、万引きなどの軽い事件を何度も繰り返すことが多いようです。

⑥爆発タイプ

突如怒り始めたり、怒ると手がつけられなくなる傾向にある「爆発タイプ」。

世間的には「我慢できない人」という印象を持たれやすく、ストレスの解消がうまくできない傾向にあります。

そのため、ストレスがたまりやすく爆発(怒る)もしやすいのです。長期間トラブルなどに巻き込まれた場合は、計画も無しにその場の感情で傷害や器物損壊、殺人などを犯す傾向にあります。 

⑦自己顕示タイプ

極端な自己中心的な性格にある人を「自己顕示タイプ」と言います。自分の理想と現実にギャップがあることから嘘などで誤魔化し、詐欺や窃盗などの犯罪を犯す傾向があります。

見えや虚勢を張る傾向も強く,暴走行為を行って注目を集めようとしたり、人を思い通りに動かそうとして支配的な行動をとったりもしがちです。

普段からもビックマウスなのが特徴的で、発言と現状のギャップが大きい傾向にあります。

予想外の人が犯罪を犯す理由と懸念される精神病

世間を驚かせる残虐な事件で、犯人の印象を周辺の方に聞くと「事件を起こすような人に思えなかった」「とてもいい人だった」と答える方も多くいます。

このように世間的には好印象な人でも、裏では自己中心的な欲求のかたまりであったりするような人もいるのです。

そのほとんどの人は一般的な常識から外れることも多く、異常であるとみなされ、その結果精神病が関わっていると言われています。そこには多くの誤解も含まれることもあります。

ここではその精神病、中でも注目されているサイコパシーについて紹介します。

サイコパシーと呼ばれる精神病

サイコパスやサイコパシーという言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、「サイコパシー」は「精神病質」「サイコパス」は「精神病質者」を意味しています。

残虐な事件を起こす犯罪者のほとんどはこのサイコパスであると言われており、以下のような特徴が見られます。

  • 自信過剰で周囲からは魅力的な人物に見られる
  • 人を操ろうとする思考がある
  • 暴力的である人が多い
  • 女性よりも男性に多い

また、サイコパスが事件を起こすきっかけは過度なストレスが原因していると言われており、性格などが大きく事件に関わってくることがわかります。

犯罪者にありがちな性格傾向を自分で変えるための3つのステップ

性格を変えるのはとても難しいのですが、決して不可能なことではありません。

「自分の性格が気に入らない」「ついイライラしてしまう」という方も多いと思います。

そこでここでは、少しでも犯罪に陥りかねない思考や行動から離れるための3つのステップについて紹介していきます。

①思い込みを無くす

まずは、「自分は性格を変えることができない」「不可能」と言う気持ちを無くすことが大切です。

少しでも諦めの気持ちがあれば、他のステップで確実に躓いてしまいます。自分を信じて、性格が変わった後はどのような良いことがあるのかなどをできるだけ明確に思い描きながら取り組むことが最も重要です。

ここで注意すべき点は,「できない」「不可能」といった思い込みをなくそうとして力まないことです。ここで力むと、できないと思い込むのと同様にその先に進めなくなります。

②自己分析と継続意思を固める

「自分にはどんな特徴があるのか」「どんな性格が理想か」を深く考え自己分析を行いましょう。

その際、欠点は長所でもあることを意識して、両面から見て行くようにするとより冷静な気持ちで自分を見つめ直すことができます。

自己分析を行った後はそれらの問題が最適な状態になったとイメージします。理想となる人を設定し、その人になりきるくらいの気持ちで本来の性格を補正してもいいかもしれません。

ただし、いくら理想の人であっても見方によっては欠点になります。これにとらわれ過ぎないようにすることが大切です。

人間は、予想外の状況に陥った場合は素の性格が出やすい傾向にあります。色々なケースを想定し、落ち着いた対応ができるように常にイメージしておきましょう。

また、これらを継続することは決して簡単なことではありません。「継続は力なり」と言うように、継続の先になりたい自分の未来があるので、継続の意思も強く持ちましょう。

③環境を変える

環境を変えることも性格を変える大きな一歩となります。もしストレスを感じやすい環境に身を置いている場合は、思い切って引っ越しなどをすることで大きく気持ちをリフレッシュすることができます。

環境を変えたことで性格が大きく変化した方も多くおられるのです。どうしても性格が変えられないと悩んでいるのであれば、思い切って環境を変えてみてはいかがでしょうか?

環境を変えるのに、引っ越すという手段もありますが、引越しをするのは経済的な負担や仕事、学業、人間関係など多くの問題が絡んできます。

そうしたことのため、簡単に引っ越しはできないということであれば、旅に出るのも一つの手段です。自分がふだん住んでいる場所を離れることで見えてくることもたくさんあります。

もし時間とお金が許せば、しばらく旅に 出るのもお勧めです。そうすることで色々な気付きが生じ、新たな自分に生まれ変わるきっかけが生まれるかもしれません。

犯罪者の性格や傾向はデータ分析されている

犯罪者の性格や行動、犯罪パターンなどは全てデータとして蓄積されています。

「以前も似たような事件がなかったか」「同じような手口で犯罪を行う者はいないか」など、膨大なデータから犯人の特定に至ります。

それほど行動や性格は犯罪と密な関係にあると言えるのです。

性格を変えるのに遅いなんてことはありません。

もし自分の性格を変えたいと望む方は、今からでも自らの思考パターンや言動などを意識して、生活を送ってみてください。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です