子どもを犯罪から守るには?今すぐ対策すべき3つのポイント

様々な防犯対策がなされているにも関わらず年々幼い子どもをターゲットにした犯罪があとを断ちません。小学校の登下校などはどうしても子ども自身、無防備となってしまい、犯罪に巻き込まれがちです。親としては「なるべく付き添ってあげたい!」と思っている方も多いと思いますが、働いたり、家事を行なっている以上そうもいきません。

「何かしらの対策をしなければ」と思いつつも行動に移せていない御家庭も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、子どもを犯罪から守るために対策すべきポイントについて紹介していきます!

子どもを犯罪から守るためにすべき3つの対策

子どもは危険を察知する危機管理能力が大人よりも低いと言えます。そのため、危険な状況や場所などは親御さんから教えてあげることがとても重要です。ここでは、今すぐに実践できる3つの対策ポイントについて紹介します。

人通りの少ない道を一人で歩かせない

人通りの少ない道は多少近道であっても危険と判断し、避けるのが肝心です。しかし、危機管理能力が低い子どもは、「近道だ!」という考えから平気で一人で人通りの少ない道を選んで登下校を行う事例が多くみられます。

また、男の子の場合は、冒険心や好奇心が強いため多少注意されても人通りが少ない道を通ってしまうのです。

まずは、人通りの少ない道の危険性を伝え、何度も同じ道を通るようであれば叱ることも必要でしょう。事件が起きてからでは遅いのです。「注意してるけど大丈夫だろうか…」と不安な親御さんはGPSなどを持たせて登下校の道のりを管理するのもおすすめです。

防犯ブザーを持たせる

防犯ブザーはシンプルな防犯対策ではありますが、効果は抜群です。効果を軽視し、子どもに防犯ブザーを持たせていない親御さんもおられますが、必ず持たせましょう。

また、防犯ブザーはいざという時にすぐに鳴らす必要があるため、カバンの中ではなく、外側にキーホルダーのようにつけて持たせることが大切です。

個人情報の重要性について子どもに教える

最近は子どもに個人情報を聞き出して空き巣に入るなどの犯罪傾向がみられます。もし子どもがいる時間帯に空き巣が入ってきたのであれば、子どもが被害にあう可能性もあるのです。

子どもから個人情報を聞き出すのはとても容易と言われており、友達に話す感覚で個人情報を漏らしてしまいます。

犯罪に巻きこまれる前に、事前に個人情報の重要性・知らない人に家庭のことを話さないことを子どもに繰り返し伝えておきましょう

事件事故発生状況マップで通学路周辺を確認する

各地域ごとに「事件事故発生状況マップ」が設けられており、どの道や場所で犯罪が発生したかを表す、マップが作成されています(地域により、表記は異なります)。

さらに縮尺を小さくすると、細かく閲覧することが可能です。

基本的にはどの地域でも作成されているため、自分の地域の事件事故発生状況マップを子どもと一緒に確認し、登下校の道のりの検討を行うことが大切です。

「〇〇(地域名) 事件事故発生状況マップ」で検索を行うことでマップが出てくるので、是非活用してください。

親子で安全教室を受講するのもおすすめ

親から子どもに安全に対する教育を行う必要があることが、お分かりいただけたと思います。しかし、「安全教育を行うのに自信がない…」「自分自身危険予知能力が低い…」と思っている方は、子どもと一緒に安全教室を受講してみるのがおすすめです。

安全対策や安全思考について詳しい専門家が、注意点などをレクチャーしてくれるため、危機管理能力を親子で学ぶことができます。

安全に対する知識は、幼い頃だけではなく、大人になってからも活かすことができるので、一度受講してみてください。

なかなか受講する余裕がないという方は、動画で学ぶのもおすすめです。

年齢に上がるにつれて犯罪被害者から加害者となる可能性も

犯罪行為を行う加害者側は元々はみんな犯罪対策を行なっていた小さな子ども。それが加害者側に変わってしまうのは、家庭や周囲の影響が大きいです。

人は自分が他の人にされたことを,違う人に対してする傾向があります。そのため、暴力を振るわれていた子どもが、将来的に暴行事件などを引き起こす事例もあるのです。

もちろん安全に対する知識を学ぶことも大切ですが、加害者側にならないような教育を行うことも親の務めと言えるでしょう。

まとめ:入念な安全対策が必要

安全対策はやりすぎということはありません。「安全の対策をしておけばよかった…」という声は聞こえますが、「安全対策をしすぎた!」という声は聞きませんよね?このように安全対策は入念に行うべきなのです。

しかし、親の思いが100%子どもに伝わることはなかなかありません。そのため、一度安全に対する教育を行うのではなく、何度も繰り返し伝える必要があります。

子どもの安全知識を深め、犯罪から子どもを守る取り組みを行いましょう。

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